誰でもできる仕事なら切られても仕方ない。

誰でもできる仕事なら切られても仕方ない。

運送会社はいくらでもある

このセリフを言われた会社はありませんか?

私は言われた会社にいました。

キツイ一言ですよね、とどめの一撃!! だったかもしれません。

許せない一言なのかもしれませんが、なぜ言われたのか考えましたか?

顧客は不満を持っていたのかもしれません、不満は無くても安い方が良いから鞍替えしようと思っていたかもしれません。これはどの業界でも当たり前のことでは無いでしょうか?

長年付き合いがあったのにこの仕打ちは許せない!と憤りを感じても、自由な経済活動の元ではビジネスは馴れ合いでも遊びでもないんだよ!と言われそうです。

長年のお付き合いがあるからといってそれに安心して胡坐をかき、ただ運ぶだけの仕事をしてきただけではないでしょうか?運ぶ以外に顧客のために何かできることをしてきたのでしょうか?

運送会社のドライバーなら、「運ぶだけなら誰だってできる!」と思わないといけないです。

運ぶと言う業務だけをして、作業は雑、態度も悪い、言葉も悪い、挨拶もしない等なら顧客から不満を持たれても仕方ないと思いませんか?

同じ運賃なら愛想がよく、作業も丁寧、真摯な態度で気遣いもある。。。だったらどちらを選びますかね?

あなたならどちらを選びますか?

さらに私達だって、商品を購入するときに「さぁ、商品は決まった、ではどこで買おうか?」と探す場合、価格.comを見たり、ネットで検索して一番安いお店で購入しようとしませんか?

それと一緒です、同じ「運ぶ」という業務だけなら安い方を選ぶ。

結論としては顧客は満足していなかったって事です。値段の安さなのか?ドライバーのクォリティーなのか?又はどちらも不満だったのか?それ以外の理由なのか?要は誰でもできる仕事なら、いつ切られても仕方ないというのはそういう事です。

だから巷で言う差別化をしましょう、自社の強みを引き出そうということなんです。

顧客の「運送会社はいくらでもある」という言葉は、運ぶというサービスから受けられる利益や効果、恩恵等いわゆるベネフィットがまったく無かったということ。

ドライバーは会社の顔です、ドライバーの行動一つで印象は良くも悪くもなる、だから教育が必要なんです。「運送会社はいくらでもある」と言われた会社はしっかり人材教育をしてなかったのでは?と疑ってみてしまいます。

人材は人財にも人罪にもなりえることを理解してないといけませんよね。

人財とは、顧客満足への価値を提供しながら利益を生む貴重な人の財産。

人罪とは、顧客にも会社にも不利益をもたらし、負の財産を生む者。

運賃が安い=顧客が求めたもの?

運賃は安ければ安いほど良いという会社は多いのでしょうが、荷主企業は本当に安ければ何でもいいと思っているのでしょうか?

そもそも顧客は自社に何を求めているのか?を考えた時、安さよりもまず、うちの商品を「安全に、確実に、時間通りに」お客さんに届けて欲しい。という要望があると私は思っています。

その求めているものを実現するうえで、運賃が安いに越したことは無いのであって、安さが一番に来るものでは無いと言う事です。

自社に求められた要望をこなし、なおかつ安くできるなら安くできるように考えていく。この順番ではないのかな?と思います。

本当に安ければなんでも良いという荷主企業なら、安全と安心、品質をおろそかにしているので飛び乗ったら最後、自社の利益は減り、会社の体力も下がり続けると予想します。

なかなか難しい問題なのでしょうが、顧客の利益を継続させるためには自社の利益を継続させなければならないことを頭に入れておいた方が良いかもしれません。

私個人的には、運賃の安いところは輸送品質も当然低いのかな?と思ってます。だって少ない利益で人材教育や設備投資にお金は回らないでしょうから。


●「運送会社はいくらでもある」とは言わせず、「運送会社は貴方だけ」と言わせられたら良いですね!