荷主企業から指名される運送会社になろう

会社の利益に対して一番影響があるものはどれ?

その他

利益=売上(運賃)-コスト(固定費+変動費)

とまぁ、上に書いたことは誰でもわかる事なのですけれども、ではこの運賃と固定費と変動費、どれを改善すれば利益に対して一番影響があるでしょうか?

答えは運賃です。

そんなの当たり前だろ!とお思いでしょうが、何故だかわかりますか?ちゃんと数字で出るので分かりやすいと思いますよ。

説明していくと、まず運賃はわかりますよね?荷主さんから貰う運んだ荷物の報酬です。

固定費は事務所の地代家賃や光熱費、人件費や車両費、保険料や税金。常に一定に発生する費用です。

変動費は燃料費、残業代、外注費など売上(運賃)に対して増減する費用です。


運賃を改善するとどうなるか?固定費を改善するとどうなるか?変動費を改善するとどうなるか?

簡単にですけれど書いていきます。

トラック1台(1日分)で簡単にやってみますね。保険料や地代家賃が無いとかその他諸々いろいろなツッコミが来そうですけど、わかりやすくしていますので寛容なお気持ちでお願いします。

売上は運賃、固定費は人件費、変動費は燃料費とします。

基本

  • 売上(運賃)  30.000円
  • 固定費(人件費)  14.000円
  • 変動費(燃料費)  6000円

会社の利益は30.000円-(14.000円+6.000円)=10.000円

上記の運賃を10%アップ、人件費と燃料費を各10%ずつコスト削減をしようと思います。

                                                  

基本運賃を改善人件費を削減燃料費を削減
運賃30.00033.00030.00030.000
人件費14.00014.00012.60014.000
燃料費6.0006.0006.0005.400
利益10.00013.00011.40010.600
利益率030%14%6%

どうでしょうか?

数字で表すと分かりやすいですね。

過去のブログでも運賃上げて行きましょー!と書いていますが、運賃が一番利益が上がるんです。コスト削減も利益が上がりますけどやっぱり限界がありますよね?これ以上は無理、できないと苦しい思いをするよりも、運賃上げてハッピーになりましょう!

と、「言うは易く行うは難し」なのは分かっているのですが、諦めたらそこで終わりなので諦めずにやり続けて欲しいなと思います。


では運賃を上げるために会社がやる事はなんでしょうか?

荷主さんや受け荷主さんに求められる存在になることでしょうか?

では求められる存在になるために会社がやる事はなんでしょうか?、、、、こうやって根掘り葉掘り深く考えていくと良い案が出ると思います。

過去ブログにいろいろ書いて来たので参照して頂けるとありがたいです。

今日はここまでです、ではでは。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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