
たぶん、何処のトラックドライバーも、「稼ぎたい」「もっと稼ぎたい」「仕事を増やしたい」と思っている人達が多いと思います。
トラックドライバーとして働く人達の給与形態や年齢別のお給料、業種別の年収相場を分かりやすく書かれたコラムがありますのでリンクを貼りつけておきます。とても参考になりますのでご覧になってみてください。 https://運送業許可.com/colmun-transportation-sarlary-9682
今も昔も稼ぎたかったらもっと仕事量を増やせ!長時間働け!的なことなのだろうと思いますが、この先2024年からは労働時間の短縮で稼げなくなるだろうと言われています。
時間外労働の法令改正で、会社は働き方の改革をしなくてはいけないでしょう。
私が思うにまず初めに、ある一定の運送会社は36協定を結ぶのかもしれないと思っています。簡単に言うと長時間労働を容認する趣旨ですが、これにも規制があるし、当然給料割り増しも必要になって来るので何処までやるかって話ですけれど。
その次にドライバーの評価制度ですね、昇進にしろ、給料にしろ評価が今までとは変わっていくだろうと推測します。(後尾で書きます)
ちなみに、ただ単に稼ぎたいという人間を私は信用していない。
稼ぎたいと言う人間は無茶をする、無茶をして会社や周りの人達に被害を与える。己が稼げれば他はどうでもいいと言う感じだ。
例えばこう、信号無視、スピード違反、割込み、雑な荷物の取り扱い、挨拶もろくにしない、顧客への対応が酷いとかね。
実例はいくらでもあるだろう、人身事故起こして逮捕されて、会社も捜査されて運輸局や労働基準局から監査に入って等々。
私もそんな会社にいた人間だから良く分かります、経営陣は毎日やつれた顔していたのを良く覚えていますよ。うちの会社大丈夫だろうか?と思ったものです。
正直、仕事は他の人達より多くやってくれるでしょう、会社としてもありがたい存在かもしれませんが、稼ぎたいと思う人の優先順位はお金が一番なんですよ。
だから「ルールを守らないやつらが多い」
稼ぐ事は素晴らしい事だと思うし、仕事を一生懸命にすることは尊敬に値する。けれど優先順位を間違っている。
稼ぎたいと言う彼らの本当の優先順位は顧客が一番でないといけない。
でもそれが出来ていない、彼らの頭には顧客はいないんです。
顧客のために何が出来るか?顧客が必要としているものは何か?顧客の悩みは何か?などを解決するための方法を一番に考えなくてはいけない。
「それって経営者の仕事じゃない?」「俺は運ぶのが仕事だ、いちいちそんなこと考えていない」と思っているドライバー諸君もいるだろうが、ドライバーは毎日直接顧客と接することが出来る唯一の人間。いわゆる営業社員に近いものがある。
出荷担当の人や受け入れ担当の人達と話していても「受け入れ時間もっと短縮出来たら良いよね~」「あの荷物さ~もう少しコンパクトにならないかな~」「折りたたみパレットとか有ると良いよね」などいろいろと話をしてくれるはずだ。ドライバー目線で顧客にしてあげられることを考えれば良いだけの話だ。
だが当のドライバーの意見としてはこうだ、「俺がガンガン仕事をいっぱいして稼げたら顧客のためになっているんだからそれで良いだろう?」と。
沢山仕事をして稼ぐことは=顧客のためだという。
この意見に正しいと思う人はいるのか?(たぶんいっぱい居そう)
これの何がいけないのか?というと、顧客が副産物的なものになっている事。
これがいけない、だからこの考え方を逆にして、「顧客がいるから自分が稼げる」にして欲しい。
まず自分たちの給料の原資はなんだ?
顧客がいてこそであり、さらにその先に顧客の商品を使う消費者がいるからだ。
そうすれば顧客をメインで考えられるようになり、自分の給料が副産物的なものになるはず。
副産物的と言うのもあまり良い言い方ではないけれど、これによって意識は変わる。
顧客をメインで考えられたら、まず顧客のために何をするかを考えられる。
お金をメインで考えていたら、まずお金のために何をするかを考える。
この違いなんです。
おのずと行動も変わっていくはずです。
アメリカの心理学者であり哲学者でもあるウィリアム・ジェームズと言う人の言葉に
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
とあります。
私もそう思うし、その行動を少なからずして来た。
いきなりすべてを変えようとは思わなくていいし、出来る事からチャレンジして欲しいと思っています。
例えば、小さな挨拶しかできなかったのなら、少し大きな声にしょうとか。大型トラックに乗っているドライバーには、いまだにシートベルトしていないやつがいるよね、特にダンプや海コンは酷いね。
必ずシートベルトを装着する行動に変えて欲しい。それが習慣になっていく。
ドライバーの評価制度について
今現在、沢山配達している人や距離を多く走った人が給料が高いのが一般的だと思います。
それを否定することは無いし、私も同じ意見です。
ただこれからは評価制度として別の次元で評価をする又は追加される形で評価制度を作っていくことが求められるはずです。
1,安全運転と安全作業が出来ているか?
2,顧客から信頼されているか?褒められているか?
3,無事故無違反(ゴールド免許)になっているか?
4,無断欠勤や遅刻が無いか?
5,社内の風紀や調和を乱していないか?
私が思う評価制度ですが、これにはしっかりと理由がある。
運送業の人手不足と労働時間短縮によって、生産性や効率性が求められてくるはずです。
現状と同じ利益を求めるのなら、少ないリソース(資源)で生産性を上げなくてはいけないし、コストを意識しなおかつトラブルを起こさないドライバーにならないといけない。また顧客に信頼され続けないと仕事は干されるわけで、ドライバーの接遇マナーもしっかりできないといけない。
会社を継続していくには必要な事だと思うのですがいかがでしょうか?
自分の体験談なのですが、昔ある仕事で日給11.000円の仕事がありました。
その仕事を過去にやってきた人たちは毎度顧客からクレームを受け出入り禁止になっていました。
で、私の番。
出入り禁止にもならず、顧客から喜ばれ別の仕事も紹介され、、、それでも同じずっと11.000円なのです。
「やっている仕事は一緒だから」なんです。
そこにドライバーの評価は無いんですね、複数社で同じ体験をしているのですが、私が会社を辞めた後、後任は半年で大きなクレームを受け出禁になり、その後辞めたそうです。
同じ仕事でもドライバーによって差が付くのなら、それを評価することも必要だと思っています。
仕事の基本は「貢献」だと思っています。
誰かのために役に立つことであり、自分の仕事が誰かに喜ばれ、今以上の価値を顧客や社会に提供できるのなら、それは「評価すべきもの」ではないでしょうか?
そうすることで当人も仕事にやりがいを感じ、モチベーションも上がり意欲的に仕事が出来るのではないか?と考えます。
稼ぎたい人は意識を変えてもっと稼いでください、それが会社にも顧客にも社会にも評価される事に繋がるはずです。
今日はここまでです、ではでは。
私がこの記事を書いたよ!
てるてる坊主
運送業に31年間勤めていました。運転した車はハイエースからセミトレーラー。個人宅配からルート配送、北海道から九州までの中長距離配送、そして運行管理者としてドライバー育成やマネジメント。 得意な事は出禁になったドライバーの後釜、失った信頼の回復などでしょうか?「貴方が来てくれて良かった」「貴方に来て欲しい」そんな言葉を言われて来ています。そういうことを複数社で長年やってきたものですから。 このブログはコンサル的なことも取り入れ、自分が携わって来た経験などから、ブログを書いています。拙い文章かもしれませんが、読んだ人が一つでも役に立ったと思ってくれたら嬉しく思います。
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